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アカマツ
アカマツ(マツ科)
■ 解説

マツは赤松と黒松に区別されます。アカマツは塩に弱いので山の高い所に多く、クロマツは平地や海の近くに多い特徴があります。幹の膚が赤いレンガ色だから赤松であり、もう一方は黒褐色なので黒松なのです。また、アカマツは葉が細くしなやかで全体的なやさしさから雌松(めまつ)とも呼ばれ、クロマツは太く長く全体がゴツゴツしてたくましいので雄松(おまつ)とも呼ばれています。薬用としてはアカマツ、クロマツ両方ともに用いて良いようです。

■ 形態

常緑の高木で高さ35m、直径1.5m位にもなります。日本での分布地は本州の青森から九州の屋久島までの山々で、日本の針葉樹としては最も分布範囲が広く、乾燥してやせた荒地にもよく育つタフな木です。雌雄同株(雌花と雄花が同じ木につくもの)で4~5月頃に花を咲かせます。松竹梅の上位に位置する松は、日本人の祝い事に昔から登場しますが、それは非対称の樹形や緑色の美しさ、荒れ地に根を張る強い生命力に日本人が強いあこがれを抱いたからだと思います。

■ 薬用途と用い方

松葉の成分にはビタミンCとKが多量に含まれ、その他にも蛋白質、糖類、テレピン油、鉄分、リン、カルシウム等様々なミネラルを含み、馬鹿にできない働きを持っています。中国の古書にもマツの効用についての記述が数多くあり、拾い上げて紹介してみますと次のようになります。①松葉や鱗のような樹皮などを煎じてお茶代わりに飲み続けていると心臓病や貧血。神経痛、リウマチ、ボケ予防等に良い。②松葉を5~6本噛んでいると歯痛によい。③松葉を煎じて飲み続けると高血圧に良い。④松葉の生や乾いたものを煎じてお茶にして飲むと滋養強壮、喉痛、声枯れに良い。⑤乗り物酔いにも松葉を噛んでいると良い。とのことです。我が家の庭にも松の木が2本あり、毎年、その手入れに頭を痛めていたのですが、今回、色々な事を調べていくうちに松にも意外な効用があることがわかり、そのうちボケ予防か歯痛にでも使ってみたいと思います。