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四季の薬膳料理
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春は発散の季節。冬眠から目覚めた動物たちは、のそのそと起き出し、冬の間に溜め込んだ毒素を出すために木の芽を食べます。私達も動物達をみならい発散の力がぎゅっと詰まった'芽'のものをいただきましょう。そして、その春の発散の力は、'肝臓'の力を表します。ストレスを感じるほどに忙しく過ごすと、肝臓に溜め込んだ血液を発散させすぎて自律神経の乱れが起こりやすくなります。肝臓を潤す食材を取り入れ春を心地よく過ごす準備をすることがポイントです。シジミやアサリ、ホタテなどの貝類は肝を潤す食材のひとつ。しっかり肝を潤してあれもこれもと心身を急がせないでお過ごし下さいね。

黄耆(おうぎ)= 甘・微温
脾、肺を元気にし、皮膚粘膜の強化と免疫力を調節します。
枸杞子(くこし)=  甘・平 
肝腎を補い、気血を補う。血を補うことで、目を明らめる。
材料
あさり・・・・・・200g
(海水濃度の食塩水に1~2時間かけて砂をはかせる)
シメジ・・・・・・1袋
にんにく・・・・・ひとかけら
オリーブオイル・・大さじ2
塩・・・・・・・・少々
タイム・・・・・・少々
ブラックペッパー・少々
たかの爪・・・・お好みで
菜の花・・・・・・4本
人参・・・・・・・1/4本
白ワイン・・・・・40cc
パスタのゆで汁・100ccくらい
全粒粉パスタ・・・400g


作り方
しめじは手で裂き、菜の花は、一本を3等分し硬い部分は薄めに切る。人参は花形に切り、切れ端はみじんぎりにする。
にんにくをみじん切りし、オリーブオイルにみじん切りしたにんにくを加え火にかける。(好みでたかの爪もくわえる)
香りが出たら、シメジを入れ、塩を一つまみして蒸し煮をする。
良い香りになってきたら、アサリ、タイム、ブラックペッパー、黄耆、白ワインを加え、煮る。
硬い部分の菜の花、みじん切りした人参を加え、ふたをして煮詰める。(途中、菜の花を加え、歯ごたえのころあいを見て取り出すと色もきれいに仕上がります。)
水分を加え、ゆでたパスタと絡め、塩気・味の確認をして出来上がり。
材料
ホタテ・・・4枚
オリーブオイル・・大さじ1
塩、こしょう・・少々
柑橘系の果汁・・・大さじ1
キウイ・・・一個
付け合せの野菜・・・お好みで


作り方
ホタテをかるくあぶり、2枚に分ける。
オリーブオイルと果汁にホタテをいれ、塩を加え、おく
キウイをすりこぎでつぶし、塩を加え、ソースにする
キウイをすりこぎでつぶし、塩を加え、ソースにする

日本の梅雨は雨が多くじめじめじとじと嫌な毎日となります。体がじめじめしてくると、心までじめじめしてきてしまいそうです。そんなうっとうしい梅雨を気持ちよく乗り切るためには、胃の調子を整えておく事がとても大切です。「脾は湿を拒む。」梅雨になると、胃腸の調子も弱り、水分代謝が悪くなります。私たちの胃腸は、湿気が嫌いな臓器なのです。水分は身体の半分以上を占める大切な成分ですが、身体の中にありすぎると、水毒という、毒素に変わってしまうのです。余分な水分は、食欲不振を起こしたり(痰飲の病)、その水分で冷え、血流が悪くなり、関節へ溜まりだすと関節痛(湿痺の病)などに悩まされるようになる人が多いのもこの時期です。水はけのよい身体を作っておく事も、夏に負けない体のために必要なことです。

蘇葉(そよう)= 辛・温 
気を下げ、寒中を除くのを主(つかさどる)る。
材料
小さじ1玄米・・・2.5カップ
水・・・・3.5カップ
梅干・・・大1
赤紫蘇・・適量


作り方
玄米を拝み洗いし、30分水きりをする。玄米、水、ほぐした梅を種ごと入れる。
圧力鍋で圧がかかるまで強火にし、圧がかかったら弱火にして30分加熱。炊きあがったらしっかり蒸らす。
紫蘇を刻みあえる。